中古マンションが汚いと売却しにくい！少しでも高く売るためのポイントとは

見た目が汚い中古マンションは、そのまま売り出しても買主が見つかりにくく、売却が長引くことが予想されます。
早期売却、高値売却を目指すためには、ポイントを押さえ、効率良く販売活動をおこなうことが大切です。
そこで今回は、中古マンションが汚いと売却しにくくなる理由や売却方法、少しでも高く売るために押さえておきたいポイントについて解説します。
南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアで中古マンションの売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

中古マンションが汚いと売却しにくい理由

中古マンションを探している方は、新築マンションのようにピカピカではないことを承知のうえで購入を検討しています。
したがって、ある程度古くても早期売却に繋がる可能性は十分あります。
しかし、見た目が汚い中古マンションは、なかなか買主が見つからず、売却が長引くケースがほとんどです。
それはなぜなのか、まずはその理由をご説明します。
中古マンションが汚いと売却しにくい理由として、主に以下のようなことが考えられます。

• 内見時の印象が悪い
• リフォーム費用がかかる
• 売主に対するイメージが悪くなる

それぞれの内容を具体的にご説明します。

内見時の印象が悪い

中古マンションの購入を検討している方は、まず広さや間取り、立地条件、価格などが希望する条件に合った物件をいくつかピックアップします。
そして、気に入った物件を内見したうえで最終的に決断する方がほとんどです。
つまり内見に訪れる時点で、その物件は選択肢の1つとして検討しているということです。
ところが実際に内見した際に部屋が片付いていなかったり、汚れが目立ったりすると、物件の第一印象が悪くなります。
興味を持っていたとしても、室内が汚いと購入意欲が損なわれ、売却に繋がりにくくなるのです。

リフォーム費用がかかる

中古マンションを購入する方のなかには、リフォームすることを前提で築年数が古い物件を探している方も増えています。
たとえば「水回りだけ新品の設備に入れ替えよう」といったように、部分的なリフォームを予定している方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、あまりにも汚い中古マンションは、そのまま住むことができず、大がかりなリフォームが必要だと考えるかもしれません。
そうなると多額のリフォーム費用を準備しなければならないため、敬遠されやすくなるのです。

売主に対するイメージが悪くなる

汚い中古マンションは、買主から「日頃から掃除や片付けなどをしていないからだ」と捉えられる可能性があります。
つまり、物件だけでなく住んでいた売主に対するイメージも悪くなってしまうのです。

汚い中古マンションの売却方法

次に、汚い中古マンションを売りたい場合はどうすれば良いのか、2つの売却方法についてご説明します。

仲介による売却

1つ目は、不動産会社に仲介を依頼して売却する方法です。
まず不動産会社に査定を依頼し、媒介契約を結びます。
そして不動産会社の担当者と販売戦略を練り、チラシのポスティングやインターネットへの掲載といった売却活動をおこなって買主を募ります。
仲介のメリット・デメリット
仲介は、査定価格をもとに売主自身が販売価格を設定し、条件に合う買主を探せるため、市場相場に近い価格での売却が望める点が大きなメリットです。
ただし、買主が見つからない限り、物件を売却できません。
そもそも汚い状態のままでは、査定の時点でマイナス評価となってしまいます。
また先述のとおり、物件に興味を持った方が現れると、内見を希望されるのが一般的です。
このとき、汚い状態のまま内見に応じると、なかなか売却に繋がりません。
したがって、良い条件で売却するためには、内見準備が必要です。
そのまま売却する場合は、値下げを求められることを想定しておく必要があります。

買取を利用する

2つ目は、不動産会社の買取を利用する方法です。
買取の場合、不動産会社が直接中古マンションを買い取るため、売却活動はおこないません。
買取のメリット・デメリット
不動産会社が提示する買取価格に納得すれば、すぐに手続きへと進むため、現金化の早い点が大きなメリットです。
また汚い中古マンションでも、そのままの状態で売却できます。
ただし、不動産会社は物件を購入したあと、リフォームなどをおこなって価値を高めてから再販売するため、その費用や経費を差し引いた価格で買い取ります。
したがって、仲介で売却するより売却価格が安くなるのが一般的です。

汚いままでは売却しにくい！中古マンションを高く売るコツ

汚い状態のまま中古マンションを売却する場合、「仲介による売却」と「不動産会社の買取」の2つの方法があることを前章でご説明しました。
売却を急ぐ方にとっては現金化が早い買取は魅力的ですが、最初から安い価格で手放すことになります。
少しでも高く売却するためには、広く情報を公開して買主を募る「仲介」がおすすめです。
そこで最後に、汚いマンションを少しでも高く売却するためにぜひ押さえておきたいコツを2つご紹介します。

良い条件で売却するために実践すべきこと

繁忙期に売り出す
早期売却、高値売却を目指すためには、物件の情報を多くの買主に知ってもらうことが大切です。
そのためには、不動産取引の繁忙期に売り出すことをおすすめします。
不動産取引の繁忙期は、一般的に春と秋です。
この時期は、転勤などで人の移動が活発になり、住み替えのために物件を探す方が増えます。
したがって、需要が高まる1月～3月と9月～10月に中古マンションを売り出すことで、そのほかの時期より良い条件で売却できる可能性が高まります。
内見準備をしっかりおこなう
中古マンションが汚いまま内見に応じると、せっかく興味を持ってくれた買主の購入意欲が損なわれてしまいます。
内見時に良い印象を与え、少しでも高く売却するためには、徹底的に掃除をおこない、気持ち良く見学してもらうことが大切です。
とくに水回りの設備が汚いと、不快感を持たれてしまいます。
ご自身で掃除してもきれいにならない場合は、ハウスクリーニングを利用するのもおすすめです。
また、室内はにおいがこびりついていることが多いため、換気をしたり消臭スプレーを使ったりなど、におい対策も必要です。
さらに内見当日はカーテンを開けて室内を明るくし、快く迎えることを心がけましょう。

売却前のリフォームは基本的に不要！

中古マンションが汚い場合、「リフォームできれいにしてから売り出したほうが高く売れるのでは」と考える方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、リフォームには多額の費用がかかります。
その費用を上乗せしたことによって類似物件より販売価格が高くなると、なかなか買主が見つからず、売却が長引く可能性があります。
売却が長引くと値下げが必要になり、結果的にリフォーム費用は回収できず、売主が損をすることになりかねません。
また、リフォームした内容が買主の好みやニーズに合わない可能性もあります。
したがって、売却前のリフォームはおこなわず、部分的な補修やハウスクリーニングできれいにすることをおすすめします。

まとめ

中古マンションが汚いと、内見時の印象が悪くなるため、売却しにくくなります。
大幅なリフォームは必要ありませんが、内見時の印象を良くするために掃除を徹底的におこない、不動産取引の繁忙期に売り出すことをおすすめします。
「ジョージ不動産」は、お客様のご要望に沿った販売方法をご提案します。

大阪市の不動産売却のことならマンション売却に強いジョージ不動産にお任せください。
南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアで中古マンションの売却をご検討の際は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。