スケルトン物件をそのまま売却するメリット・デメリットについて解説

スケルトン物件をそのまま売却するメリット・デメリットについて解説

スケルトン物件とは、床や壁、天井などに内装が施されていない物件のことです。
スケルトン物件の売却を検討している方にとって、そのままの状態で売り出すべきかどうかが悩みの種ではないでしょうか。
そこで今回は、スケルトン物件をそのまま売却するメリット・デメリットについて解説します。
南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアで不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の執筆者

このブログの担当者  片桐  弘貴

関西外国語大学卒業後、国内大手観光業運営会社に入社する。
日本のおもてなしの心の偉大さを学ぶ。
約6年間サービスに対する考え方や、技術を学ぶ。
その後、大手不動産会社に転職。不動産仲介や購入・売却の分野に携わる。
培ったサービス力を不動産業に活かし、年間約100件以上の不動産購入や売却案件のサポートを行ない、現在までに約1000件以上の案件をまとめてきた実績を持つ。
リピーターや大手法人の顧客も多数抱える。


スケルトン物件をそのまま売却するメリット

スケルトン物件をそのまま売却するメリット

冒頭でもお伝えしましたが、スケルトン物件とは、内装が何もない状態、いわゆるコンクリート打ちっぱなしの物件を指します。
配管もむき出しになっており、設備なども置かれていない躯体だけの状態にある物件です。
そんなスケルトン物件の売却を検討するにあたって、「内装が施されていない物件を購入してくれる買主が見つかるのだろうか」と不安な方もいらしゃるかもしれません。
しかし、そのままの状態で売り出すからこそ得られるメリットがあります。
具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。

  • リフォーム費用がかからない
  • 工事期間を考える必要がない
  • 買主が希望に合わせてリフォームできる

それぞれの内容について順番にご説明します。

メリット①リフォーム費用がかからない

スケルトン物件をリフォームしてから売却する場合、当然のことながら費用がかかります。
リフォーム費用は物件の大きさや種類によって異なりますが、1坪当たり10万円~50万円ほどが相場です。
たとえば30坪の物件であれば、約300万円~1,500円という多額の費用がかかるのです。
物件が一戸建ての場合、マンションよりも費用が高額になりやすいため、場合によっては2,500万円ほどかかることもあります。
リフォームせずに売り出せば、その費用を準備する必要がありません。

メリット②リフォーム期間を考える必要がない

リフォームするためには、工事期間も考えておかなければなりません。
どのような工事をおこなうかによって異なりますが、通常、リフォームには1か月~3か月ほどかかるのが一般的であるため、それだけ売却が遅れます。
そのままの状態であれば、すぐに売却活動を始められます。

メリット③買主が希望に合わせてリフォームできる

スケルトン物件は、買主にとってもメリットがあります。
スケルトン物件は、買主が購入後に解体する必要がなく、最初から内装や間取りを自分の希望に合わせて施工できる点が魅力です。
自分好みにリフォームしたいという方が増えているため、好みに合わせた空間づくりができることは、物件のアピールポイントになるのです。

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スケルトン物件をそのまま売却するデメリット

スケルトン物件をそのまま売却するデメリット

スケルトン物件を売却するにあたって、さまざまなメリットが得られることを前章でご説明しました。
しかし、その一方で把握しておくべきデメリットも存在します。
具体的には、以下のようなデメリットが挙げられます。

  • リフォーム費用分として値下げを求められる
  • 買主が普通の物件より見つかりにくい

それぞれの内容について順番にご説明します。

デメリット①リフォーム費用分として値下げを求められる

スケルトン物件は、内装が何も施されていないため、そのまま利用することは困難です。
そのため、買主はリフォームすることを前提に購入を検討します。
前章でご説明したように、リフォームには多額の費用がかかります。
買主は、物件の購入代金にくわえてリフォーム費用も準備しなければならないため、物件の購入代金を少しでも抑えたいと考える方がほとんどです。
したがって、スケルトン物件をリフォームせずに売却する際には、その分の値下げを求められることを想定しておく必要があります。
とはいえ、かかるリフォーム費用の全額分の値下げをする必要はありません。
普通の物件のリフォームは、まず既存の内装を解体する手間と費用がかかりますが、スケルトン物件の場合、解体工事は不要です。
たとえば解体も含めてリフォームに300万円かかり、そのうち解体費用が100万円だとすると、差額の200万円に対して値下げを求められる可能性があります。

デメリット②買主が普通の物件より見つかりにくい

リフォームすることを前提に物件を購入する方が増えているとはいえ、不動産を購入する方の多くは、購入後にそのまま生活できる状態の物件を探します。
したがって、通常の物件に比べると需要が低いことは否めません。
売却活動をおこなっても買主が見つかりにくいということも、把握しておく必要があるのです。
このように、スケルトン物件の売却には、メリットだけでなくデメリットも存在します。
スケルトン物件の売却をお考えの際は、メリット・デメリットの両方を把握したうえで検討することをおすすめします。

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スケルトン物件はそのままの状態で売却するのがおすすめ!

スケルトン物件はそのままの状態で売却するのがおすすめ!

前章までは、スケルトン物件をそのまま売却するメリット・デメリットについてご説明しましたが、そもそもコンクリートむき出しの状態で売却できるのかどうか不安ですよね。
結論からいうと、スケルトン物件はリフォームせずにそのまま売却できます。
そのままの状態で売却しても、法的に問題ありません。
スケルトン物件はリフォームせずにそのまま売り出すことをおすすめします。
そのまま売却することをおすすめする理由は、リフォーム後に売り出す場合、以下のようなデメリットが生じるからです。

売却前にリフォームするデメリット

費用対効果が低い
リフォーム費用を査定価格に上乗せして販売価格を設定した場合、その価格が市場相場よりも高くなれば買主は見つかりにくくなります。
つまり、売却前に高額な費用をかけてリフォームしても、リフォーム前の査定価格に近い価格でしか売却できないケースが多いのです。
そうなると、費用をかけた分だけ売主は損をすることになります。
リフォームした分だけ高く売れるわけではないため、費用対効果が低いといえるのです。
買主の好みに合わない可能性がある
売却前のリフォームは、売主の好みの内装や間取りになりがちですが、それがかならずしも買主の趣味と合っているとは限りません。
売主が良かれと思ってリフォームしても、それがかえって逆効果になる可能性があるのです。

スケルトン物件はそのまま売却するのがおすすめ!

スケルトン物件は、普通の物件よりも売却しにくいといえますが、あえてスケルトン物件を探している方もいらっしゃいます。
たとえば店舗経営者は、自分のお店のイメージに合う空間づくりを考えています。
スケルトン物件であれば、壁紙や床材などを統一したり、間取りにこだわったりと、自由にリフォームすることが可能です。
通常の物件を購入するよりも、お店のイメージが膨らみやすく、自分好みの空間づくりを楽しめることから、スケルトン物件を好む店舗経営者も多いのです。
たしかにスケルトン物件は、メリットばかりではありません。
しかし、スケルトン物件には需要があることをふまえると、高額な費用をかけて費用対効果の低いリフォームするよりも、そのままの状態で売り出すのがおすすめです。
立地条件や物件の大きさなど、さまざまなことを加味しつつ、ターゲットを絞って売却活動をおこなうことで、早期売却の可能性も高まります。

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まとめ

スケルトン物件のメリットは、リフォームの手間と費用をかけずに売却できることが売主にとって大きなメリットです。
自分好みにリフォームしたいという店舗経営者をターゲットにするなど、効果的な販売戦略を立て、一緒に早期売却を目指しましょう。
「ジョージ不動産」は、不動産査定や売却のご相談を無料にて承っております。

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