2023-06-06
中古マンション売却時には、売却しようとする物件と同じ間取りを探している方に向けた販売戦略を立てることが、早期売却に繋がるコツです。
また間取り以外にも売却に大きく影響するポイントがいくつかあります。
そこで今回は、中古マンションで売却しやすい間取りや、間取りごとのメインターゲット、さらに間取り以外で売却に影響するポイントについて解説します。
南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアで不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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マンションの間取りには、部屋数やキッチンの広さ、リビングの有無などいくつか種類があります。
たとえば、個室が1つでダイニングキッチンがある1DKや、リビング・ダイニング・キッチンと別に個室が2つある2LDK、個室が3つある3LDKなどです。
数種類の間取りのなかで売却しやすいといわれる間取りは、「3LDK」です。
そもそも、中古マンションに限らず市場でなにかを売りたいときは、それを買いたいと思う方の数が多ければ多いほど、売れやすいといえます。
中古マンションにおいても、売りたい物件の間取りを探している方が多いほうが売却しやすいと考えられます。
つまり、中古マンションの間取りのなかで3LDKが売れやすいといわれるのは、「3LDK」は需要が高いからなのです。
なぜ3LDKの需要が高いのか、その理由として以下のようなことが考えられます。
どういうことなのか、順番にご説明します。
中古マンションの買主はファミリー層が多い
中古マンションの購入を考えるきっかけとして、「結婚したから」「子どもが生まれるから」など、家族構成が変わるタイミングを挙げる方が多くいらっしゃいます。
そのような方は、将来のライフスタイルの変化を見越し、「2LDK以下の間取りは狭いかもしれない」「4部屋までは必要ないだろう」と考えて3LDKを選ぶケースが多いです。
つまり、中古マンションの買主の多くはファミリー層であり、個室が3つある3LDKがちょうどい大きさだと考える方が多いことから、3LDKの需要が高くなるのです。
賃貸物件に3LDKが少ない
賃貸物件にもさまざまな間取りのタイプがありますが、3LDKは2LDK以下の物件よりも家賃が高く、数が少ない傾向にあります。
ファミリー層のなかには、賃貸物件も選択肢として考えている方がいらっしゃいます。
しかしその場合、高い家賃を払うより、住宅ローンを利用して中古マンションを購入したほうが得だと考える方も多いのです。
好立地にあることが多い
ファミリー層には、通勤や買い物の利便性が高いエリアに住みたいと考える方が多くいらっしゃいます。
したがって、生活の利便性が高いエリアに、ファミリー層に人気の3LDKが建築されやすくなります。
つまり、3LDKが好立地のエリアにあることが多い点も、需要が高くなる理由として挙げられるのです。
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中古マンションの売却において、3LDKは需要が高く売れやすいことを前章でご説明しましたが、その理由はファミリー層の需要が高いためです。
言い換えれば、3LDK以外の物件も、その間取りを探している方をターゲットにして売り出すことで売却の可能性が高まります。
そこでここからは、中古マンションを売却するにあたってどのような方をターゲットにすれば良いのか、間取りごとにご説明します。
個室が1つだけの間取りの中古マンションを購入する方は、ファミリー層ではなく単身者であると考えられます。
単身者の場合、賃貸物件を探す方が多いかもしれませんが、経済的に余裕がある方や投資目的の方など、単身者用の物件を購入する方も少なくありません。
したがって、単身者や投資用物件を探している方をターゲットにした販売活動をおこなうのが効果的です。
個室が2つある間取りは、1DKでは狭く3LDkになると広すぎるといった方がターゲットになります。
たとえば共働きで子どもがいないご夫婦(DINKS)の方や、子どもが独立したご夫婦などが挙げられます。
3LDKは、先述のとおり、新婚夫婦や子育て世帯といったファミリー層をターゲットにするのが効果的です。
子育てのしやすさを重視する方が多いため、駅から離れた郊外でも、学校や公園などが近く落ち着いた雰囲気があるエリアは人気があります。
個室が4つ以上ある間取りは、ファミリー層のなかでも子どもの数が多い方や、経済的に余裕がある方がターゲットになります。
また、最近はリモートワークをされる方が増えているため、仕事部屋がほしいという方にとっても、部屋数が多いのは魅力的です。
したがって、売却活動の際には、チラシに「リモートワークにおすすめ」などのコメントを掲載し、部屋数が多いことをアピールポイントにするのも良いでしょう。
このように、間取りによって、購入検討者の家族構成やライフスタイルが異なります。
売却したい中古マンションの間取りが、どのような方にアピールできるかを把握して販売戦略を立てることで、売却の可能性が高まりますよ。
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中古マンションの間取りは売却に影響しますが、それだけで売却価格や売却のしやすさが決まるわけではありません。
そこで最後に、好条件で売却できる中古マンションの、間取り以外のポイントについて解説します。
中古マンションの売却に大きく影響するポイントは、以下の3つです。
それぞれの内容を具体的にご説明します。
どの間取りであっても、立地条件が良い中古マンションは、早く好条件で売却できる可能性があります。
駅からの距離が立地条件の1つの目安になりますが、たとえば駅近でも治安が良くないエリアや、周辺環境に問題がある場合は、売却しにくいかもしれません。
反対に駅から遠くても大型の商業施設の近くや、子育て世帯に人気があるエリアは、高値で売却できる可能性があります。
中古マンションは、築年数が古くなればなるほど価値が下落するため、売却価格も低くなります。
築25年を過ぎると資産価値が半分近くまで下がる場合があるため、その前に売却するのがおすすめです。
中古マンションを売却する際、部屋の状態だけでなく、管理体制も売却に影響する大きなポイントです。
立地や間取り、築年数が希望に近くても、エントランスやゴミ捨て場などの共用部分が汚かったり、廊下の電球が切れていたりなど、管理がなされていない中古マンションは売れにくいといえます。
なぜなら、集合住宅だからこそ管理体制を重視する方が多いためです。
一方、管理人が常駐しているマンションは、小さい子どもがいるファミリー層や、日中家を空けることが多い方が安心して生活できることから人気があります。
そのような中古マンションの場合は、セキュリティ面で安心できることをアピールすると売却の可能性が高まります。
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中古マンションを売却する際は、間取りに合ったターゲットに絞って売却活動をおこなうことで、売却の可能性が高まります。
間取り以外にも売却に大きく影響するポイントがいくつかあるため、まずはご自身の物件の状態やアピールポイントを把握し、しっかりと販売戦略を立てて早期売却、高値売却を目指しましょう。
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南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアで不動産売却をご検討の際は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。
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