マンションの1階は売却しにくい?メリットや売却のコツについて解説

マンションの1階は売却しにくい?メリットや売却のコツについて解説

アパートやマンションといった集合住宅は、1階より高層階の物件が好まれる傾向にあることから、1階の物件は売却しにくいといわれています。
そのため1階の物件を売却する場合は、メリットをアピールすることと、コツを押さえて販売戦略を立てることが大切です。
今回は、マンションの1階の物件が売却しにくい理由や1階に住むメリット、売却のコツについて解説します。
南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアでマンションの売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の執筆者

このブログの担当者  片桐  弘貴

関西外国語大学卒業後、国内大手観光業運営会社に入社する。
日本のおもてなしの心の偉大さを学ぶ。
約6年間サービスに対する考え方や、技術を学ぶ。
その後、大手不動産会社に転職。不動産仲介や購入・売却の分野に携わる。
培ったサービス力を不動産業に活かし、年間約100件以上の不動産購入や売却案件のサポートを行ない、現在までに約1000件以上の案件をまとめてきた実績を持つ。
リピーターや大手法人の顧客も多数抱える。


マンションの1階にある物件が売却しにくい理由

マンションの1階にある物件が売却しにくい理由

冒頭でもお伝えしたように、マンションの買主は高層階にある物件を好む方が多く、1階の物件は敬遠されがちです。
なぜ1階にある物件は売却しにくいのか、まずはその理由について解説します。

日当たりが悪い

周囲に建物が建っていると、1階は日陰になってしまう可能性があります。
また1階は周囲からの目が気になることから、窓やカーテンを開けて過ごすことに抵抗を感じる方が多く、換気がしにくいかもしれません。
採光や風通しが不十分だと、湿気がこもりカビが発生しやすくなります。
内見時に部屋の暗さやカビのにおいを感じると、成約に繋がりにくくなるのです。

セキュリティ面に不安がある

最近のマンションは、セキュリティ設備が充実している物件が増えています。
とはいえ、1階はほかの階より不審者が侵入しやすいことは否めません。
とくに女性の方や小さい子どもがいるファミリー層は、セキュリティ面に不安があるマンションを敬遠しがちです。

災害時に浸水する恐れがある

近年、大雨による災害のニュースをよく目にするため、マンションを探している方も、災害時のリスクが低いエリアや物件を選ぶ方が増えています。
マンションの1階は、ほかの階より浸水するリスクが高いです。
とくに河川が近くにあるマンションの1階が売却しにくい場合は、浸水のリスクも売却しにくい理由の1つといえます。

虫に侵入されやすい

地面に近い1階は、ほかの階より虫に侵入されやすいといえます。
虫が苦手な方や、小さい子どもがいる方は、「1階は害虫に悩まされるかもしれない」と、選択肢から外してしまう可能性があります。

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マンション売却時にアピールしたい1階に住むメリット

マンション売却時にアピールしたい1階に住むメリット

マンションの1階が売却しにくいのは、前章でご説明したようなデメリットを懸念されるからです。
しかし、マンションの1階にある物件には、多くのメリットも存在します。
早期売却を目指すためには、1階だからこそ得られるメリットをアピールすることが大切です。
そこでここからは、マンションの1階にある物件を売却する際に、ぜひ買主に伝えたいメリットについて解説します。

メリット①騒音トラブルが少ない

マンションで生活すると、足音やドアの開閉音といった生活音が階下に響き、騒音トラブルになることがあります。
1階なら階下に生活音が響く心配がないため、足音などを気にせずに生活できます。

メリット②移動距離が少ない

マンションの1階は、エントランスやゴミ置き場などへの移動距離が少ないこともメリットの1つです。
外への出入りの際に、階段やエレベーターを待つ必要もありません。
買い物に出かけても、買ってきた荷物を室内に運びやすかったり、駐車場にある車のなかに忘れ物をしてもすぐに取りに行けたりと、日々の生活の利便性が高いといえます。

メリット③専用庭がついている場合がある

物件にもよりますが、マンションの1階にのみ専用庭がついている場合があります。
その場合、ガーデニングや家庭菜園を楽しんだり、テーブルと椅子を置いて外で食事をしたりなど、庭を活用することができます。
子どもの遊び場にすれば、公園に出かけられないときも、一緒に外遊びをしながら休日を過ごせる点もメリットの1つです。

メリット④子どもが落下する危険がない

小さい子どもは、ベランダから身を乗り出して外を見たり、高いところに上ろうとしたりなど、大人が息をのむような行動を起こすことがあります。
マンションの高層階は、ベランダや窓から子どもが落下する危険があり、実際に痛ましい事故も起きています。
また、ベランダに置いてある鉢植えなどが落下した場合、通行人がけがをするかもしれません。
1階ならそのような心配がないため、とくに小さい子どもがいるファミリー層におすすめです。

メリット⑤災害時に避難しやすい

マンションの場合、地震などの災害が起こった際には、エレベーターが停止する可能性があります。
マンションの高層階の場合、災害時には階段を使って避難することになるため、高齢者や小さい子どもがいる方にとっては負担が大きいでしょう。
1階は、災害が起きてもすぐに避難できる点も大きなメリットです。

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マンションの1階にある物件を売却するコツ

マンションの1階にある物件を売却するコツ

前章では、マンションの1階にある物件が売れにくい理由と、1階ならではのメリットについてご説明しました。
最後に、より効果的に売却活動をおこなうためのコツについて解説します。
売却しにくいといわれるマンションの1階は、次のようなポイントを押さえて販売戦略を立てると、売却できる可能性が高まります。

ターゲットを絞る

マンションの売却を成功させるためには、ターゲットを絞って販売戦略を立てることが大切です。
1階にある物件を売却するコツは、先述したようなメリットに魅力を感じてくれる方をターゲットにすることです。
まず安全性や専用庭をアピールポイントにして、小さい子どもがいるファミリー層をターゲットにすることをおすすめします。
また高齢の方は、移動距離が短い、出入りしやすいといったことに魅力を感じやすい可能性があります。
ターゲットを絞ったら、「安心して子育てできる!」「スムーズに移動できる!」など、ターゲットに向けたアピールポイントをチラシに掲載するとより効果的です。

価格の設定を慎重におこなう

同じマンションのほかの階で、同時に物件が売り出されていることも珍しくありません。
その場合、先述のとおり、高層階のほうが1階より人気があることから、ほかの物件が買主の目を引きやすいです。
したがって、同じマンションに競合物件がある場合は、販売時期をずらすことをおすすめします。
売却のスケジュールの関係で、同じ時期に売り出す場合は、ほかの物件の販売価格をチェックし、少し安い価格で売り出すこともコツの1つです。

メリットをしっかり伝える

物件に興味を持った方は、ほとんどの場合、内見を希望されます。
内見は、物件の魅力をアピールするチャンスです。
まずは整理整頓や掃除を徹底的におこない、気持ち良く見学できる空間づくりを心がけてください。
そして、売主だからこそわかる、1階ならではのメリットをしっかり伝えることが大切です。
その際には、内見者に合わせ、メリットのなかでもその世帯が魅力を感じるようなことを中心に伝えることで、購入意欲が沸き、売却に繋がる可能性が高まります。

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まとめ

マンションの1階は、購入検討者が日当たりやセキュリティ面などに不安を感じることから、ほかの階に比べて売却しにくいといわれています。
しかし、出入りのしやすさや落下の危険がないことなどメリットも多いため、ターゲットを絞って販売戦略を立て、一緒に早期売却を目指しましょう。
「ジョージ不動産」は、南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアで不動産売却をサポートしております。

早期売却に向け、より効果的な販売戦略をご提案しますので、マンションの売却をご検討の際は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。


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