2022-12-13
団地の売却方法で悩んでいませんか。
リフォームやリノベーションをした方が良いのか、そのまま売却できるのか、それぞれの売却方法の特徴を押さえた上で判断することが重要です。
そこで今回は大阪市北区および北区周辺エリア、都島区、東淀川区、淀川区で不動産売却をサポートする私たちジョージ不動産が、リフォーム・リノベーション・そのまま売却といった団地の売却方法についてご説明します。
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団地の売却でリフォームが特に有効なケースは、団地の建築時から室内の設備を1度も交換していないケースです。
なぜならそのようなケースでは、内見時に設備の劣化が汚れが目立つことがあるからです。
特にキッチン、トイレ、洗面、浴室などの水回り設備は劣化や汚れが目立つ上に、購入検討者はそれらの設備が出来るだけ綺麗な物件を選ぶ傾向にあります。
そのためリフォームによってこれらの設備を交換することで物件競争力が高まるので、団地の売却方法として効果的だと言えます。
リフォームによる団地の売却方法の中でも、おすすめなのがキッチンです。
なぜなら最近はシステムキッチンが人気を集めており、団地に備え付けの古いキッチンとは見た目も性能も大きく変わるからです。
システムキッチンはコンロやシンク、食洗器などが一体化している上に隙間や段差もなく、掃除やお手入れがとてもしやすいメリットがあります。
シンクや調理台などに錆びにくい材質のものが使われているので、耐久性の面でもメリットがあります。
購入検討者がファミリー層が中心になる団地売却では、機能性の高いシステムキッチンへの交換は効果的だと言えます。
節水効果の高いトイレにリフォームすることも、団地の売却方法として効果的です。
なぜなら昭和に建てられた団地に当時設置されたトイレの水道使用量は、1回流すのに13リットル以上の水を使用していたからです。
1度もトイレのリフォームをしていない場合、大量の水を使用するトイレのままのため、最新モデルのトイレへリフォームすることで水道使用量を大幅にカットすることができます。
ただし団地のトイレの場合、排水管がトイレの室内を縦に貫通している物件もあり、配管の太さや設置場所によってはトイレのリフォームが困難なケースもあります。
そのため、事前にリフォーム業者に確認が必要です。
団地の売却では、浴室のリフォームも高い効果を期待できます。
なぜなら古い団地には、バランス釜というタイプの浴槽や、タイル張りの浴室などが設置されていて、見た目がとても古い印象を与えるからです。
また、カビやひび割れ、汚れなどが目立つのも気になります。
そのため団地の浴室リフォームは費用が高額ですが、予算が許せばぜひ検討したいリフォームです。
ただしトイレと同様で、団地の浴室は構造上、リフォームの内容が制限されたり、壁の撤去や配管移動を伴うような大掛かりな工事でないとできないケースもあります。
その場合、団地の管理規約に抵触する可能性もあり、施工業者による確認が必要です。
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近年、リノベーションして近代的な住宅としてのスペックを確保した築古の団地が注目を集めています。
なぜなら、新築物件は予算的に購入が難しい、住宅の購入コストを抑えるために築古の物件を購入してリフォームやリノベーションをして住みたいという方から、リノベーション実施済みの団地のコストパフォーマンスの良さが評価されているからです。
リノベーションを実施した団地は古さを感じさせないデザインや機能性を兼ね備えており、それでいて新築物件よりも価格がリーズナブルなため、若い世代を中心に人気を集めています。
特に自身でリノベーションに関しての経験や知識がなく、また手間も費用もかけたくないという方にとって、リノベーション済みの物件は購入の検討対象として魅力的に映るはずです。
こういった方たちをターゲットにして売主がリノベーションをすることは、団地の売却方法の1つとして有効な手段だと言えるでしょう。
団地の売却方法でおすすめなのが、リノベーションによってファミリー層をターゲットにした間取りを取り入れることです。
団地が建築された当時と今とでは、家族構成も生活スタイルも大きく異なります。
昔は部屋数の多い間取りが人気でした。
そのため団地の間取りでは、部屋数を確保するためにLDKがなく、DKが採用されています。
ですが現在のライフスタイルは部屋数の多さよりも、大きめのLDKを確保して広々とした空間でくつろげるような間取りが好まれます。
そのためリノベーションによって間取りをDKからLDKに変更することで、現在のライフスタイルにあう間取りに変わり、若い世代や子育て世代の興味を引くことができるでしょう。
団地の売却方法としてリノベーションをおこなう場合は、最新のニーズを取り込むことが成功の鍵を握ると言えます。
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団地の売却方法としてリフォームやリノベーションを実施すれば購入検討者の興味を引きやすくなって早期売却への期待は高まります。
ですが駅近や大型商業施設がすぐそばにあって立地が良い場合や、築年数がそこまで古くない場合は、団地をそのまま売却することも検討しても良いでしょう。
またリフォームやリノベーションをする費用がそもそも無いという場合には、そのまま売却となるでしょう。
団地をそのまま売る大きなメリットは、リフォームやリノベーションのように高額な費用がかからないことです。
リフォームやリノベーションを実施すれば物件価値は向上しますが、かけた費用を売却して回収できるとは限りません。
そのためリフォームやリノベーションを実施する場合は、かけた費用を売却で回収できるのかどうかを慎重に判断する必要があります。
また団地の購入検討者の中には、古い物件を安く購入して自分好みにリフォームやリノベーションをしたいという方もいます。
そういう方にとっては、そのままの状態で売りに出された団地の方が都合が良いこともあります。
高額な費用をかけてリフォームやリノベーションを実施する前に、まずは団地をそのまま売る方法を試してみてもよいでしょう。
一方で団地をそのまま売るデメリットは、リフォームやリノベーションを実施した場合と比べて、売却までの期間が長くなる可能性があることです。
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今回は団地の売却方法についてご説明しました。
団地は昭和に建てられたものが多く、当時の設備を使い続けている場合、水回りを中心にリフォームすると機能性や印象が大きく向上します。
また団地の売却によるリノベーションでポイントとなるのは、現在のライフスタイルを取り入れたLDKの間取りに変更することです。
ですが団地の立地が良い、築年数がそこまで古くないなど、物件として競争力がある場合にはそのまま売却することも試してみてよいでしょう。
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