中古マンション売却時におすすめしたい「ホームステージング」について解説

中古マンション売却時におすすめしたい「ホームステージング」について解説

築年数が経っている中古マンションは、どうしても古びた印象になりやすいため、なかなか買主が見つからず売却が長引くケースも珍しくありません。
そのような中古マンションを売却する際は、買主に良い印象を与えるための工夫が必要です。
そこで今回は、中古マンションの売却時にぜひ利用をおすすめしたい「ホームステージング」とはどのようなものなのか、その概要やメリット・デメリットについて解説します。
南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアで中古マンションの売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の執筆者

このブログの担当者  片桐  弘貴

関西外国語大学卒業後、国内大手観光業運営会社に入社する。
日本のおもてなしの心の偉大さを学ぶ。
約6年間サービスに対する考え方や、技術を学ぶ。
その後、大手不動産会社に転職。不動産仲介や購入・売却の分野に携わる。
培ったサービス力を不動産業に活かし、年間約100件以上の不動産購入や売却案件のサポートを行ない、現在までに約1000件以上の案件をまとめてきた実績を持つ。
リピーターや大手法人の顧客も多数抱える。


中古マンション売却時におすすめの「ホームステージング」とは

中古マンション売却時におすすめの「ホームステージング」とは

新築の分譲マンションが売り出されるときには、室内におしゃれな家具などを配置した写真やCG画像などがチラシに掲載されているのをよく見かけます。
実際に内見に訪れた際も、モデルルームを見学することで実際の生活を想像しながら検討できますよね。
ホームステージングとは、中古マンションをモデルルームのように演出する販売手法で、実際に家具や小物、照明など使ってプロがコーディネートします。
ホームステージングをおこなった室内の写真をチラシに掲載したり、内見に応じたりすることで、買主に良い印象を与え、成約に繋がる可能性が高まるのです。

欧米では積極的に利用されている

ホームステージングの歴史は古く、1980年代にアメリカで始まり広がったといわれています。
今では中古住宅の売買が活発な欧米で、ほとんどの取引に取り入れられているほど、ホームステージングは一般的なものとなっています。
日本ではもともと新築志向が高い傾向にありますが、最近は中古住宅の流通も以前より活発になっており、ホームステージングの人気も高まっていますよ。

空室でも居住中でも利用できる

ホームステージングは、中古マンションから家財道具などを撤去した空室の状態でおこなわれることが多いですが、居住中でも利用可能です。
空室で利用する場合は、なにもない空間に家具などを搬入し、プロが一から演出します。
居住中の場合は、プロのアドバイスを参考に、ご自身で家具や小物を配置するという方法が一般的です。

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中古マンション売却時にホームステージングを利用するメリット

中古マンション売却時にホームステージングを利用するメリット

前章では、ホームステージングの概要について解説しましたが、実際に利用する場合は、メリット・デメリットについて理解したうえで検討したいですよね。
そこまずは、中古マンション売却時にホームステージングを取り入れると得られるメリットについて解説します。
ホームステージングのメリットとして、以下の3つが挙げられます。

メリット①物件の価値が高まる

中古マンションは、見た目が古い、汚れが目立つといったマイナスのイメージを持たれがちです。
立地や間取り、価格といった条件が似ている中古マンションを比較した場合、やはり少しでも見栄えが良い物件のほうが売れやすいといえます。
ホームステージングを利用すると、プロがモデルルームのように演出することによって物件の魅力が引き出され、価値が高まります。
そして、なにもしない状態より売却価格がアップすることも期待できるのです。

メリット②生活のイメージがしやすい

空室で売り出す場合、なにもない空っぽの室内の写真をチラシなどに掲載するため、ほかの類似物件とそれほど印象が変わりません。
多くの競合物件と同時に物件の情報を掲載する場合、実際に家具などを設置し、モデルルームのように演出した部屋の写真のほうが、おしゃれで生活をイメージしやすいです。
また空室の場合、内見に訪れても家具などがなにも置かれていないことから、部屋の広さや、実際に家具を設置したときの雰囲気などがわかりにくいといえます。
ホームステージングで演出すると、買主自身が生活している姿を想像しながら見学できるため、売却に繋がりやすくなる点も大きなメリットです。

メリット③売却期間が短縮できる

ホームステージングによって問い合わせや内見数が増えると、買主のなかで競争心が生まれます。
「早く購入を決めないと先を越されてしまう」という心理になり、契約までの期間が通常より短くなる傾向にあります。
通常、中古マンションの売却には、3か月~半年程度かかるのが一般的で、立地条件や物件の状態によっては、それ以上かかることも珍しくありません。
また、売却が長引くと値下げを余儀なくされ、当初の想定よりも安い売却価格になる可能性があります。
ホームステージングをおこなうことで、売却期間を短縮できれば、希望価格で売却できる可能性が高まるのです。

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中古マンション売却時にホームステージングを利用するデメリット

中古マンション売却時にホームステージングを利用するデメリット

ホームステージングには、売却に繋がりやすくなるという大きなメリットがありますが、注意すべきデメリットもいくつか存在します。
そこで最後に、中古マンション売却時にホームステージングを利用する際に生じるデメリットについて解説します。
ホームステージングのデメリットとして挙げられるのは、以下の3つです。

デメリット①費用がかかる

ホームステージングをおこなう際には、費用がかかります。
居住中に利用する場合、プロがコーディネートした家具や小物などをレンタルし、売却活動用の写真を撮影します。
費用の相場は、5万円~15万円程度で、現在使用している家具や小物をそのまま利用する場合は費用を抑えることが可能です。
空室で利用する場合は、家具や小物などをすべてレンタルし、プロが一からコーディネートして写真を撮影します。
費用の相場は20万円~30万円程度で、内見用に家具などを長期間レンタルする場合、レンタル期間に応じて延長料金が発生します。
このように、売却前にまとまった資金を準備しなければならない点は、あまりお金をかけたくない方にとって大きなデメリットだといえます。

デメリット②かならずしも希望どおりに売却できるわけではない

ホームステージングをおこなうことによって、早期売却・高値売却に繋がる可能性が高まります。
しかし、立地条件や物件の間取りなどによっては、もともと売れにくい物件もあります。
その場合は、なかなか買主が見つからず売却が長引いたり、当初の販売価格より安い価格になったりと、希望どおりの結果が出ないかもしれません。
つまり、費用をかけてホームステージングをおこなっても、効果が保証されるものではないということを理解しておく必要があります。

デメリット③ターゲットの好みに合わないこともある

中古マンションをスムーズに売却するためには、ターゲット設定が重要です。
なぜなら、たとえば小さい子どもがいるファミリー層が多いエリアと、高齢のご夫婦が多いエリアでは、自宅に求める雰囲気や使い方などが異なるためです。
ターゲットが望む雰囲気と、ホームステージングの演出がずれてしまうと、逆効果となり買主が見つかりにくくなります。
したがって、ホームステージングは、そのエリアで物件を探しているのはどのような方なのかをしっかりリサーチして、ターゲットに合った演出をすることが大切です。

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まとめ

中古マンション売却時には、プロが家具や小物などで室内をモデルルームのように演出する「ホームステージング」をおこなうことで、売却に繋がりやすくなります。
費用はかかりますが、得られるメリットが多いため、ぜひ積極的に利用して早期売却・高値売却を目指しましょう。
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