駅近の中古マンションは売却しやすい！その理由や高く売るコツについて解説

中古マンションを売却する場合、駅から離れた郊外にある物件より、駅近の物件のほうが売却しやすい傾向にあります。
とはいえ、駅近であってもなかなか売れない物件もあるため、売却のコツを押さえて効率良く売却活動をおこなうことが大切です。
今回は、駅近の中古マンションが売却しやすい理由と高く売るコツ、さらになかなか売れない場合の対処法について解説します。
南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアで中古マンションの売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の執筆者

このブログの担当者  片桐  弘貴

関西外国語大学卒業後、国内大手観光業運営会社に入社する。
日本のおもてなしの心の偉大さを学ぶ。
約6年間サービスに対する考え方や、技術を学ぶ。
その後、大手不動産会社に転職。不動産仲介や購入・売却の分野に携わる。
培ったサービス力を不動産業に活かし、年間約100件以上の不動産購入や売却案件のサポートを行ない、現在までに約1000件以上の案件をまとめてきた実績を持つ。
リピーターや大手法人の顧客も多数抱える。

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駅近の中古マンションが売却しやすい理由

まずは、そもそもなぜ駅近の中古マンションが売却しやすいのか、その理由について解説します。
駅近のマンションが、駅から離れているマンションに比べて売却しやすい理由として、以下のようなことが挙げられます。

資産価値が高い

不動産は、駅から近ければ近いほど、資産価値が高くなる傾向があります。
「駅近」とは、駅から徒歩5分～6分程度のエリアを指すことが多く、徒歩10分以上のエリアになると、資産価値が下がっていくのが一般的です。
とくに開発が進んでいるような駅の周辺は、資産価値が下がりにくいため、好条件で売却できる可能性が高いといえます。

通勤や通学に便利

通勤や通学で電車を利用する方にとって、駅から自宅が近いほうが毎日の負担が軽く、駅までの交通手段を考える必要がないというメリットがあります。
したがって、物件を探すうえで「駅近」を条件の1つにしている方も少なくありません。

生活環境が整っている

駅の近くには、買い物ができるスーパーマーケットや飲食店、大型商業施設など、生活に便利な施設が建つことが多く、駅近は一般的ににぎやかで活気があるエリアです。
生活に欠かせない施設が充実していることから、単身者、小さいお子さんがいるファミリー層、高齢者など、あらゆる世帯の方が住みやすいと感じられます。
住まいを探すうえで、多くの購入検討者が「生活のしやすさ」を重要なポイントとして考えることから、駅近は人気があり、需要が高いエリアです。
このようなことから、資産価値が高く、生活環境が整っている駅近の中古マンションは、郊外の物件より売却しやすいといえるのです。

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駅近の中古マンションを高く売却する方法

駅近の中古マンションは売却しやすい傾向があることを前章で解説しましたが、より高く売却できるコツがあれば知っておきたいですよね。
中古マンションは、ポイントを押さえて工夫することで、早期売却・高値売却に繋がる可能性が高まります。
具体的には、以下のような方法がおすすめです。

売り出し価格を高めに設定する

中古マンションを売却する際は、値下げを求められることが多いため、売り出す際は値下げを見越し、価格を高めに設定して売り出すことをおすすめします。
需要が低いエリアの場合、市場相場より高い価格で売り出すと、マンションを探している方の選択肢から外れてしまう恐れがあります。
しかし、駅近は不動産の需要が高いエリアです。
少し高めに売り出しても、購入検討者が現れる可能性があります。

同じマンション内でタイミングをずらして売り出す

同じマンション内で、ほかの部屋が売り出し中であるというケースも珍しくありません。
その場合、間取りや広さ、立地条件、周辺環境などが同じ物件と競争することになるため、その部屋より価格を低くしないと売れない場合があります。
タイミングをずらし、競合物件がいない状態で売り出すほうが、希望価格に近い金額で売却できる可能性が高くなります。

築年数が浅いうちに売却する

中古マンションは、築年数の経過とともに価格が下がっていきます。
したがって、売却を検討するのであれば、なるべく早く決断し、売却活動を始めることが高値で売却するコツです。

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駅近の中古マンションがなかなか売却できない場合の理由と対処法

駅近の中古マンションでも、なかなか買主が見つからず、売却期間が長引くケースもあります。
その場合は、売れない理由を把握し、早めに対処することが大切です。
そこで最後に、駅近なのになぜ売れないのか、その理由と対処法について解説します。

価格が高すぎる

駅近の中古マンションの場合、需要が高いことから、少し高めの価格で売り出すことを前章でおすすめしました。
しかし、人気エリアとはいえ、市場相場からかけ離れたような価格で売り出すと、買主が見つからない恐れがあるため注意が必要です。
駅近には競合物件も多いため、ほかの物件の売り出し価格などをチェックし、価格が高すぎるようであれば見直してみることをおすすめします。
弊社は、不動産査定や売却のご相談を無料にて承っております。
どれくらいの価格で売り出すかは、弊社の担当者が市場の動向などを加味しながらアドバイスいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

内覧時の印象が悪い

中古マンションの購入を検討している方は、間取りや価格などが希望条件に合っている物件を、何軒かピックアップして比較します。
そして、選択肢に入れた物件を実際に内覧したうえで、購入する物件を決めるのが一般的な流れです。
したがって、内覧を希望するということは、前向きに検討してくれている可能性が高いといえます。
ところが、内覧に訪れた際に室内が片付いていなかったり、汚れが目立ったりすると、内覧者の購入意欲が損なわれてしまうかもしれません。
「内覧には来るけれど成約に繋がらない」という場合の対処法は、内覧時の印象を良くすることです。
まずは、整理整頓や掃除を徹底してください。
とくに生活感が出やすい水回りは、購入検討者が内覧時にチェックしたいポイントです。
ご自身で掃除してもきれいにならない場合は、ハウスクリーニングを利用することをおすすめします。
さらに、内覧当日はカーテンを開けて室内を明るくし、気持ち良く見学できる空間づくりを心がけることが大切です。
売主の対応も見られるため、身だしなみを整えて、快く内覧者を迎えましょう。

駐車場がない

駅近の中古マンションは、交通アクセスが良いことから、車を所有していなくても生活に困らない点が大きなメリットです。
駅近では、駐車場がない物件もあります。
しかし、購入検討者のなかには車を所有している方も少なくありません。
そのような方にとっては、駐車場がないことがネックとなり、購入を見送る可能性があります。
したがって、車を所有している方にも検討してもらえるように、近隣の月極駐車場をチェックしておくことをおすすめします。

購入検討者自体が少ない

不動産売買には、繫忙期があります。
中古マンションを探す方がもっとも多い時期は、進学や転勤などで人の移動が増える2月～3月頃です。
繁忙期を過ぎると購入検討者自体の数が少なくなるため、問い合わせが少ない場合は、需要が低い時期である可能性があります。
したがって、売却のスケジュールを調整できるのであれば、繁忙期に合わせたタイミングで売り出すことも対処法の1つです。

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