2023-02-16
空き家をそのままにしている理由のひとつに「荷物が残っているから」という意見が聞かれます。
空き家を売却したくても、家財道具などの不用品がたくさんあり、手が付けられずに困っている方もいらっしゃるようです。
今回はそんな問題を解消すべく、空き家の家財道具を自分で処分する方法や業者に依頼して処分する方法、さらに不要品処分にかかる費用について解説します。
南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満、北区エリアで空き家を所有している方や、空き家を相続する予定がある方はぜひ参考になさってください。
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空き家の家財道具の処分費用を抑えたい場合は、業者へ依頼するより自分で処分するほうが安く済みます。
ここでは家財道具を自分で処分する方法3つをご紹介します。
まずは、自治体ごとにおこなっている粗大ごみ回収サービスを利用する方法です。
大阪市では、家庭の大掃除などで一時的に多量に出されるごみでも粗大ごみで収集しています。
粗大ごみの出し方の手順は、まずインターネット・電話・FAX・はがきのいずれかで粗大ごみ収集を申し込みます。
次に粗大ごみ処理手数料券(シール)を指定された金額の分購入し、処分する家財道具に貼り付けます。
あとは収集日の午前8時30分までに出すだけです。
ただし排出物が複数ある場合は、一度に収集しないことがあります。
また、家電リサイクル法の対象品目であるエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は大阪市では収集・運搬をおこなっていないため、リサイクルする必要があります。
家財道具がまだ使えるきれいな状態であれば、リサイクルショップに持ち込むのも処分方法としておすすめです。
粗大ごみに出したり業者に依頼したりすると処分費用がかかりますが、リサイクルショップで売れば収入になるのもうれしいメリットです。
搬出作業が大変になりますが、自分で処分することで収入が得られるという点で見ると良い処分方法といえます。
リサイクルショップだけではなく、フリーマーケットを活用して売る方法もあります。
大阪市ではアミューズメント施設などの人気スポットでフリーマーケットがおこなわれることがあるので、リサイクルショップよりも高く売れるかもしれません。
出店料がかかったり運搬の手間がかかったりしますが、会場の雰囲気も楽しめていい体験になりそうです。
最近ではフリマアプリの利用者数が多いので、フリマアプリで売るのも自分で処分する方法として覚えておくと良いでしょう。
出品や梱包、発送などの作業が必要になりますが、高値での売却が期待できます。
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自分で家財道具を処分すると安く済みますが、時間や労力がかかることがほとんどです。
家財道具の処分にあまり時間を割けない方なら、処分費用支払ってでも業者へ処分依頼をするほうが得策といえるでしょう。
続いては、業者へ依頼して家財道具を処分する方法についてご紹介します。
不用品回収業者とは、大型家具などの不用品を自治体の粗大ごみとは別で回収・処分してくれる民間業者のことを指します。
引っ越しで不用品が出た時や空き家の遺品整理などによく利用されます。
重い家財道具もスムーズに回収してもらえるため、運搬の手間がかからないのがメリットです。
また海外に販路を持つ業者であれば、回収費用が安くなる可能性もあります。
不用品回収業者を運営するには、「古物商許可証」や「産業廃棄物収集運搬業」「一般産業廃棄物収集運搬業」の許可を取得する必要があります。
これらの資格がなければ悪質な不用品回収業者の可能性があるため、利用の際は注意しましょう。
リサイクル業者は、主に家財や小物などを買い取ってくれる業者です。
リサイクルと同時に、家財道具の整理や処分も有料でおこなってくれる業者もあります。
店舗によって出張買取をおこなっているため、空き家まで引き取りに来てもらえれば手軽に処分することができます。
家財道具の総合的なリサイクルについては、リサイクル業者へ相談してみると良いでしょう。
リサイクル業者は「古物商営業許可」を取得して営業しているため、不用品回収業者と同様に悪質な業者へ依頼しないよう注意が必要です。
空き家の家財道具の処分が、遺品整理と重なる場合は遺品整理業者への依頼が良いでしょう。
遺品整理業者は、家財道具の仕分けや整理を中心におこなう業者です。
仕分け後の不用品は、遺品整理業者が処分してくれます。
業者によってはハウスクリーニングや各種手続き代行など遺品整理に伴うさまざまなサービスをおこなうため、費用が高くなることが多いです。
ご紹介した3つの業者は、どれも空き家の家財道具を整理・処分してくれます。
残したい家財道具が多い場合は、遺品整理業者への依頼が良いでしょう。
残しておきたい家財道具がほとんどない場合は、不用品回収業者やリサイクル業者のほうがおすすめです。
家財道具を長期間放置しておくと、家財道具も空き家も状態が悪くなってしまいます。
複数の業者へ見積依頼し、サービス内容や料金を検討して早めに処分するよう努めましょう。
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空き家の家財道具を処分する場合、処分費用や依頼費用、人件費などの費用がかかります。
そして運ぶ家財道具が増えるほど、運搬費用もかかります。
家財道具の処分にかかる費用は「自分で処分」か「業者依頼」かの方法や依頼先の業者ごとで差が出ますが、ここでは大まかな費用の目安をご紹介します。
自分で家財道具を処分する場合は、ごみの処分費用がかかります。
大阪市の場合、ベッド本体やマッサージチェア、三辺の合計が2.5m以上の本棚などの大きめの家財は、1点につき1,000円の処理券が必要です。
その他の家財道具は大きさや種類に応じて、1点につき200円、400円、700円の処理券があり、全部で4つの料金区分となっています。
詳しくは大阪市の「粗大ごみ処理手数料一覧表」にてご確認いただけます。
不用品回収業者やリサイクル業者への依頼なら、1立方メートルあたり8,000円~15,000円程度が費用相場といわれています。
料金形態が上記のように荷物の量であったり、種類に応じて1点ずつであったりとさまざまです。
必要に応じて家財道具の買取もしてくれますが、依頼費用や処分費用を足すと50,000円~200,000万円程度の出費になるでしょう。
ごみ屋敷状態ではない空き家1軒なら、100,000円以下で収まることが多いようです。
遺品整理業者の料金相場は下記の通りです。
ご覧のとおり同じ間取りでも、家財道具の量や付帯サービスによって料金が異なります。
遺品整理後の清掃までをおこなう業者が多いため、少々高めの相場となっているようです。
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空き家の家財道具の処分は自分でおこなうことも可能ですが、時間や労力がかかります。
不用品回収業者や遺品整理業者などプロの手を借りると、費用はかかりますがスムーズに家財道具を処分できます。
業者へ依頼する場合は複数の業者で見積もりを取り、サービス内容と料金を比較して検討しましょう。
ジョージ不動産では、南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満、北区エリアの空き家売却に関する相談もお受けしております。
空き家の売却にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
部署:不動産部
関西外国語大学卒業後、国内大手観光業運営会社に入社する。
日本のおもてなしの心の偉大さを学ぶ。約6年間サービスに対する考え方や、技術を学ぶ。
その後、大手不動産会社に転職。不動産仲介や購入・売却の分野に携わる。
培ったサービス力を不動産業に活かし、年間約100件以上の不動産購入や売却案件のサポートを行ない、現在までに約1000件以上の案件をまとめてきた実績を持つ。リピーターや大手法人の顧客も多数抱える。
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