不動産を売却する前にリフォームは必要か?メリットやかかる費用について解説

不動産を売却する前にリフォームは必要か?メリットやかかる費用について解説

この記事のハイライト
●不動産を売却する前にリフォームをしてもリフォーム代を上乗せして不動産を売却するのは難しい
●内覧での印象を良くするためのリフォームは検討しても良い場合がある
●不動産を売却する前のリフォームは不動産会社に相談するのがおすすめ

不動産の売却をする前にリフォームをした方が高く売れるのではないかと考える方が多くいるかと思います。
しかし、不動産売却前のリフォームは不要といわれているのはご存じでしょうか。
この記事では不動産を売却する前にリフォームをするメリットとデメリット、リフォームをする場合にかかる費用について大阪市都島区、東淀川区、淀川区で不動産売却をお考えの方に向けて解説します。

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この記事の執筆者

このブログの担当者  片桐  弘貴

関西外国語大学卒業後、国内大手観光業運営会社に入社する。
日本のおもてなしの心の偉大さを学ぶ。
約6年間サービスに対する考え方や、技術を学ぶ。
その後、大手不動産会社に転職。不動産仲介や購入・売却の分野に携わる。
培ったサービス力を不動産業に活かし、年間約100件以上の不動産購入や売却案件のサポートを行ない、現在までに約1000件以上の案件をまとめてきた実績を持つ。
リピーターや大手法人の顧客も多数抱える。


不動産を売却する前にリフォームは必要か

不動産を売却する前にリフォームは必要か

不動産売却の際に、あらかじめリフォームをしておけば、早く、高く売れるのでないかと思う方がいるかと思います。
しかし、一般的には不動産売却前のリフォームは不要といわれています。
なぜなら、リフォームをおこなう場合には費用がかかりますが、その費用を売却価格に上乗せできない可能性があるからです。
というのは、不動産には相場価格というものがあるので、リフォーム費用を上乗せして相場価格とかけ離れた高い価格になってしまうと、その不動産によほど付加価値がない限り売却は難しいのです。
また、中古住宅を買おうとしている方は、できるだけ安く買って、自分なりにリフォームをして自分の理想の住宅に住みたいと考えている方が多いです。
そのため自分なりにリフォームをしたいと考えている方からは、事前にリフォームをされている不動産は避けられる傾向にあるというのが現状です。
しかしながら、早く売却したいという場合に、リフォームをした方が効果的な場合もあります。
それは壁紙などの傷や汚れがある場合です。
不動産を売却する上で内覧がとても大事なのですが、その際の印象が悪いと売却は難しくなります。
また、重要な設備が使えないと購入希望者にとって大きなデメリットになります。
そのため、フローリングやカーペット、内装や壁紙の張替えなどはおすすめです。
また、資金的な余裕がある場合にはトイレのリフォームや電気のスイッチプレートの交換がおすすめです。
ほかにも内覧の印象をよくするために、室内の整理整頓はもちろん、掃除は欠かせません。
外観も悪いと、大切に扱っていないという印象が強くなるため、こちらも売れにくくなる原因となります。
できるだけ部屋の中も外観も明るくきれいにしておくことで、内覧に来られた方へのイメージが良くなります。

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不動産を売却する前にリフォームをするメリットとデメリット

不動産を売却する前にリフォームをするメリットとデメリット

基本的には不動産を売却する前のリフォームは不要ですが、リフォームをする場合にはどのようなメリットとデメリットがあるか、それぞれ確認しておきましょう。

リフォームをした場合のメリット

先述しましたが、不動産を売却する前にリフォームをすると、見た目の印象が良くなるので、内覧対策には効果的です。
内覧の際は、外観や内装といった第一印象が重要なので、リフォームできれいになっている場合は好印象を与えることができるでしょう。
また、事前にリフォームをすることで、購入後のリフォームの必要がないため、買主の負担が減って売却に繋がるというメリットもあります。
リフォーム費用は、安価ではないので、通常は住宅ローンとは別にリフォームローンを組むか、現金を用意する必要があります。
そのため、あらかじめリフォームをされていると買主の費用負担を減らすことができます。
ほかにも、リフォームをおこなうことで売却活動時の販売チラシにリノベーション済みやリフォーム済みと記載することができます。
リノベーション済みやリフォーム済みと記載するときれいな物件であるとアピールでき、購入希望者にはリフォームしているなら、一度見てみようという気持ちにさせる効果があります。

リフォームをした場合のデメリット

一方で不動産を売却前のデメリットとしては、まずリフォーム費用の分、売却益が減るということがあげられます。
不動産の売却の際には相場価格をもとに売却価格を設定するため、それを上回る価格で売却するのは、よほど何か付加価値があるということでないと難しいでしょう。
そのため、リフォーム費用は売主負担となる傾向にあるため慎重な判断が必要です。
次にリフォームをしてしまうと、その工事中は内覧を受付することができなくなるので、その期間は売却機会が減ってしまうことになります。
例えば売主がいつまで売却をしたいという要望があったとしても、工事中は内覧などがおこなえないため、売主にとっては大きなタイムロスになります。
そのため、リフォームをおこなう場合は余裕をもった売却計画をたてましょう。
また、中古住宅の購入を検討されている方は、自分なりの理想の住まい像あるでしょう。
そのため、購入資金の中にはリフォームやリノベーションの費用を事前に準備していることがあります。
買主の好みとリフォームの内容があわない場合は購入対象から外れてしまう原因となります。
その結果として、リフォームをおこなっても売却が遅れる可能性が高くなるでしょう。

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不動産を売却する前のリフォームにかかる費用について

不動産を売却する前のリフォームにかかる費用について

中古住宅が売れない理由には、生活に重要な設備、例えば給湯器などが壊れているということや見た目の印象が悪いということが挙げられます。
そのため、不動産売却前のリフォームは基本的には不要ですが、生活に必要な設備が古くなっていたり、故障している場合はリフォームして交換や修繕などをおこなったほうが良いでしょう。
では、実際にリフォームをする場合にはどのくらい費用がかかるのでしょうか。
フルリフォームをすると、もちろん工事の内容や使う材料のグレードによっても大きく異なりますが、400万円ほどかかるでしょう。
ただし、お金をかけすぎても費用を売却価格に上乗せすることは難しいため、できるだけリフォーム費用がかからないように優先的に必要な箇所をリフォームするほうが、利益が少なくならないためおすすめです。
それぞれの個別リフォームの費用の相場は下記のとおりです。

  • トイレ:約10~30万円
  • 浴室:約50~150万円
  • 洗面所:約20万円
  • キッチン:約10~70万円
  • 壁紙、フローリング:約20~40万円
  • 外壁:約150~300万円

機能の追加や変更をおこなうと費用は高くなります。
このようにリフォームの箇所や工事内容によって費用が異なります。
不動産売却の前にリフォームをする場合には、事前に不動産会社にご相談のうえ、進めるようにしましょう。

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まとめ

不動産売却前にリフォームが必要な場合とリフォームをするメリット・デメリット、リフォームをする際にかかる費用について解説しました。
基本的に不動産売却前のリフォームは不要ですが、生活に必要な重要な設備などはリフォームするのも良いでしょう。
不動産を売却する上では外観や内装も重要ですが、不用意にリフォームをしてしまうと、売却活動に支障をきたす可能性もあるため、信頼できる不動産会社をパートナーにしてしっかりサポートしてもらいましょう。
ジョージ不動産は、大阪市北区、都島区、東淀川区、淀川区で多くの不動産取引に携わってきましたので、お客様にあわせたご提案をおこないます。

不動産売却をはじめとした不動産に関わるお悩みがある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

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片桐弘貴

部署:不動産部

関西外国語大学卒業後、国内大手観光業運営会社に入社する。
日本のおもてなしの心の偉大さを学ぶ。約6年間サービスに対する考え方や、技術を学ぶ。
その後、大手不動産会社に転職。不動産仲介や購入・売却の分野に携わる。
培ったサービス力を不動産業に活かし、年間約100件以上の不動産購入や売却案件のサポートを行ない、現在までに約1000件以上の案件をまとめてきた実績を持つ。リピーターや大手法人の顧客も多数抱える。

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