【ペット×不動産売却】査定額への影響や注意点について解説

ペットを飼っているとマンションの査定額に影響する?注意点についても解説

ペットを飼っている方がマンションを売却する際、ペットがいないマンションよりも査定額が下がるのでは?と不安な方も多いのではないでしょうか。
たしかにペットを飼っているマンションの査定額は通常よりも下がる可能性がありますが、ペットがいることだけで低く評価されるのではありません。
そこで今回は、ペットを飼っているマンションを売却する際、査定額に影響する理由や査定額を下げないために知っておくべき注意点について解説します。
南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアでペットを飼っているマンションの売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の執筆者

このブログの担当者  片桐  弘貴

関西外国語大学卒業後、国内大手観光業運営会社に入社する。
日本のおもてなしの心の偉大さを学ぶ。
約6年間サービスに対する考え方や、技術を学ぶ。
その後、大手不動産会社に転職。不動産仲介や購入・売却の分野に携わる。
培ったサービス力を不動産業に活かし、年間約100件以上の不動産購入や売却案件のサポートを行ない、現在までに約1000件以上の案件をまとめてきた実績を持つ。
リピーターや大手法人の顧客も多数抱える。


ペットを飼っていることがマンションの査定額に影響する理由

ペットを飼っていることがマンションの査定額に影響する理由

ペットを飼っているマンションを売却する場合、飼っていないマンションよりも査定額が低くなるケースが多いといわれています
しかし、「ペットを飼っている」ということだけならとくに影響を受けることなく、査定額は下がりにくいといえます。
ではペットを飼っているマンションの査定額が下がるのは、どのような理由からなのでしょうか。
考えられる理由は、次の2つです。

ペットのにおいが染み付いている

動物特有のにおいは、壁やカーテン、家具などに染み付いています。
ペットを飼っている方は鼻が慣れることで意識しなくなりますが、家族ではない方が室内に入ると、そのにおいを感じて不快に思うかもしれません。
したがって、ペット特有のにおいが部屋に染み付いている場合は、査定額が下がる大きな理由の1つと考えられます。

傷が目立つ

ペットを飼っているマンションは、傷が付いてしまっている可能性があります。
たとえばネコが壁などで爪をといだり、イヌが室内を走り回ったりなどすれば、ペットを飼っていないマンションでは付かないような傷ができます。
しつけ次第で軽減できることもありますが、長期間に渡ってペットを飼っているマンションでは、傷が目立つケースが多いです。
傷が目立つ場合は購入検討者の購入意欲も下がって売れにくくなるため、ペットを飼っていることでできた傷によって、査定額が下がる可能性があるのです。
つまり、「ペットを飼っている」という理由だけでマンションの査定額が下がるわけではなく、染み付いたにおいやペットを飼っていることでできた傷が原因といえるでしょう。

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ペットを飼っているマンションの査定額を下げないための注意点

ペットを飼っているマンションの査定額を下げないための注意点

ペットを飼っているマンションは、においや傷が査定額に影響することを前章でご説明しました。
では、査定額を下げないためにはどうすれば良いのでしょうか。
そこでここからは、ペットを飼っているマンションを売却するにあたって、査定額を下げないために知っておくべき注意点についてご説明します。

査定前の注意点

以下の3つの注意点を押さえておきましょう。
傷を修繕する
壁やフローリングなどに付いてしまった傷に関しては、ご自身でできる範囲で修繕しましょう。
クロスが剥がれそうな場合は、クロスに使用できる瞬間接着剤が市販で売られているので、剥がれそうなクロスの裏面に塗布して補強します。
クロスが部分的に欠損している場合は、同じ素材のクロスを貼り付けましょう。
フローリングの傷には、テープがおすすめです。
ご自宅のフローリングに合った木目調のフローリングテープを貼ることで、傷が目立たなくなります。
また傷が深い場合は、補修材を使って穴を埋める方法もあります。
においを除去する
ペット特有のにおいについては、換気や消臭スプレーを使ってもなかなか除去できないかもしれません。
まずはご自身でできる範囲で対策し、同居している家族以外の知人などににおいを確認してもらうと良いでしょう。
対策してもにおいを指摘されるのであれば、長年使用しているカーテンやカーペットといった布製品ににおいが染み付いてしまっている可能性があります。
その場合は、思い切って処分するのもおすすめです。
ハウスクリーニングを利用する
室内の汚れやにおいがひどく、ご自身できれいにするのが難しい場合は、ハウスクリーニングを利用すると良いでしょう。
ハウスクリーニングは汚れを落としてきれいにするだけでなく、においの除去にも有効です。
費用はマンションの広さにもよりますが、2LDKで3万円から7万円、3LDKで5万円から8万5,000円ほどが相場です。
売却前の出費にはなりますが、マンションの査定を下げないコツとして検討してみても良いかもしれません。

リフォームは基本的に必要ない

ペットを飼っていることで傷などがひどい場合、リフォームを検討する方がいらっしゃいます。
たしかにリフォームすることで傷や汚れ、においなどがなくなりますが、リフォームには多額の費用がかかります。
必ずしも、その費用を販売価格に上乗せして売却できるわけではありません。
したがって、傷などが目立つ場合でも、売却前のリフォームは基本的に不要です。
ただし、少しでも高値で売却するために、修繕やにおい除去などの対策をしっかりとおこなった状態で査定を受けるようにしましょう。

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マンションの査定でペットの有無以外にチェックするポイント

マンションの査定でペットの有無以外にチェックするポイント

ここまで、ペットを飼っているマンションの査定についてご説明してきましたが、ペットの有無に関わらず、マンションの査定ではさまざまなことをチェックします。
どのようなことが査定に影響するのか、最後に具体的なチェックポイントを見ていきましょう。

立地

マンションの査定にまず影響するのは「立地」です。
駅に近いエリアのマンションは需要が高いため、査定額が高くなる傾向にあります。
駅から離れたエリアでも、バス停やスーパーマーケットなどの商業施設が近くにあると、査定においてプラス要因となる可能性があります。
マンションの周辺施設などを確認し、アピールできるようなものを探しておきましょう。

築年数

マンションの築年数も査定に影響します。
査定では築10年以内の物件が高く評価されやすく、一般的に築20年を超えるとマンションの価値は大幅に下がります。
したがって、少しでも高値で売却するためには、価値が下がる前に売却を検討したほうが良いかもしれません。

間取り

間取りも査定時の大きなチェックポイントです。
一般的にカップルやファミリー層に人気の2LDKや3LDKのマンションは売れやすいため、査定の評価も高くなる傾向にあります。
ただし需要がある年代などにもよるため、査定にはエリアのニーズも影響することがあります。

階数

マンションを売却する際には、日当たりや眺望が良い高層階は人気があります。
したがって、高層階であるほど査定額が高くなるといえるでしょう。

共用部分

マンションの査定では、売却する部屋だけでなく、共用部分の状態も査定に影響します。
たとえば、エントランスや廊下などがきれいに清掃されているか、エレベーターが備わっているかなどが具体的なチェックポイントです。
また最近では、防犯カメラなどのセキュリティシステムや、インターネット回線が備わっているマンションは高く評価される傾向にあります。

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まとめ

ペットを飼っているマンションは査定額が下がると思われている方が多いかもしれませんが、ペットを飼っているだけで評価が低くなるわけではありません。
早く、高値で売却するためには、傷を修繕したりにおいを除去したりして、きれいな状態で売り出すことが大切です。
「ジョージ不動産」は、不動産査定や売却のご相談を承っております。

お客様のご要望に沿った販売方法をご提案しますので、南森町、大阪天満宮、天神橋筋商店街、天満といった北区エリアで不動産売却をご検討の際は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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片桐弘貴

部署:不動産部

関西外国語大学卒業後、国内大手観光業運営会社に入社する。
日本のおもてなしの心の偉大さを学ぶ。約6年間サービスに対する考え方や、技術を学ぶ。
その後、大手不動産会社に転職。不動産仲介や購入・売却の分野に携わる。
培ったサービス力を不動産業に活かし、年間約100件以上の不動産購入や売却案件のサポートを行ない、現在までに約1000件以上の案件をまとめてきた実績を持つ。リピーターや大手法人の顧客も多数抱える。

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